Arduino+BluetoothとMacとで通信してみた

そういえばはてダで自分の電子工作の趣味のこと書いたことなかった。

Bluetooth基板が届いたので、Arduinoと繋いでちょっと動かしてみたテスト。
購入した基板はこちらです。
BluetoothのUSBドングルを挿しこむだけでOKという優れものです。
自分は5V対応の「SBDBT5V」を購入しましたが、Arduinoは3.3Vが取り出せるので「SBDBT」でも特に問題無いと思われます。


参考にした動画はこちら。とんでもなく分かりやすくてびっくり。

ただ、自分はMacユーザーなので、その辺りを読み替えて以下まとめてみました。
OSはMac OSX Lionです。

1.とりあえずArduinoMacを繋いでシリアル通信

動画通りのスケッチをArduinoに書き込みます。

void setup() {
Serial.begin(9600);
}

void loop() {
delay(1000);
Serial.println("hello world!");
}

次はおもむろにターミナルを立ち上げて、以下を入力。

ls /dev/tty.*

「/dev/tty.usbmodem621」 (数字は自分の環境による)となっているものを探します。


引き続き、以下のコマンドを入力。

screen /dev/tty.usbmodem621

データが連続して返ってきていればOK。
(少なくとも自分の場合は、通信速度を気にしなくても大丈夫でした)

screenを抜けるには、「Ctrl+A」を押して、Ctrlを離さずに「Ctrl+¥」。
「Really quit and kill all your windows [y/n]」と表示されるので、「y」。
詳しくはこちらを確認。


2.Bluetooth基板を結線

ブレッドボードにBluetooth基板を挿し、結線します。

  • Bluetooth基板の6番(RTS)と9番(CTS)を直結。
  • 2番 − 3.3V
  • 3番 − GND
  • 7番 − TX(1)RX(0)
  • 8番 − RX(0)TX(1)

で結線します。
(左:Bluetooth基板、右:Arduino
詳しくは動画を参照してもらったほうがいいかと思います(3:25前後)。


言うまでもないですが、結線を変えるときは一旦Arduinoの電源を外します。
結線できたら、電源を投入。
自分のBluetoothドングルは通信時にドングル内のLEDが定期的に光る仕様のようで、データを飛ばしているのが分かり易かったです。
(自分が使用したBluetoothドングルはこちら。)


3.MacBluetooth設定

ペアリングさせないと通信できないので、まずはこれを行います。
[システム環境設定]-[Bluetooth]-[新しいデバイスを設定]。
Bluetoothドングルが検出されたら、登録を行って下さい。と言ってもほぼ一瞬で終わります。

改めてターミナルで以下を入力。

ls /dev/tty.*

自分の場合は「/dev/tty.SBDBT-001bdc05d4ad-SPP」が増えていることを確認しました。
(「/dev/tty.Bluetooth-Modem」「/dev/tty.Bluetooth-PDA-Sync」は始めからありました。これらではないです。)


ということで、以下のコマンドを入力。

screen /dev/tty.SBDBT-001bdc05d4ad-SPP

3、4秒ほどかかって、データが表示されればOK。
この時、Bluetooth基板のLED1が定期的に光っていることを確認できました。
また、[システム環境設定]-[Bluetooth]の画面でも「接続済み」となっていることを確認できました。



※写真ではイーサネットシールド乗ってますけど実はまだ1回も使ってません

後は動画を元に、いろいろやってみます!


■ ぼやき

あ、、、Bluetoothドングル抜けない…おわた…

追記:

ブレッドボードに押し付けつつ、ドングルを左右にゆすってやるようにしながら引っ張ることで何とか引き抜けました。よかたー