ocnからのメールがRBLフィルタに引っかかる問題の解決

ocnが送信元のメールがやたらとRBLフィルタに引っかかってメールが正しく送られてこないケースがあることが判明…orz
そもそもspam対応のために、本来送られるべきメールが送られないというのは本末転倒な話なわけで。(いわゆる「false positive」)

という事で、運用中のサーバ設定を変える。


◆状況を見守るには
2窓開けてそれぞれで

# tail -f /var/log/maillog
# tail -f /var/log/maillog | egrep -i 'from=<.*ocn\.ne\.jp'

上でメール配送自体に問題が発生していないことを確認しつつ、
下で正しく配送されているかどうかを確認する。

◆設定を確認・変更・反映

# less /etc/postfix/main.cf

以下の記述を確認:

smtpd_client_restrictions =
( ... )
check_client_access hash:/etc/postfix/clients,
( ... )
permit

# vim /etc/postfix/clients

以下を追記:*1

.ocn.ad.jp ((メールアドレスは*.ocn.ne.jpだが送信サーバは*.ocn.ad.jpにつき注意))                      OK

hashDB再作成

# cd /etc/postfix
# postmap clients

config確認して再起動。(CentOS

# service postfix check
# service postfix restart

メール配送に問題が発生していないかを注視していく。


■ぼやき
この2日でだいぶpostfix(の設定)に詳しくなった気がする…
知識は現場じゃないと早く身につかないもんだねぇ。

*1:結局、IPアドレスレベルで指定しないとうまく行かなかった。IPアドレスのリストについては割愛。